飯田天哉(いいだてんや)は、主人公・緑谷出久(みどりやいずく)のクラスメイトであり、雄英高校ヒーロー科の1年生です。足のふくらはぎ付近に車のエンジンのようなものがあり、爆速で空気を押し出しながら戦うスタイルです。50mを3秒で走れる超速の脚力を使って速やかに移動できる他、加速をつけて相手を蹴り飛ばすことで十分なダメージも与えられます。
ギアチェンジすることでスピードや威力を調整できますが、燃料である100%オレンジジュースを切らすと力が落ちてしまいます。
ヒーロー名:インゲニウム
本名:飯田天哉(いいだてんや)
個性:エンジン
誕生日:8月22日生
身長:179cm
血液型:A型
好きなもの:勉強、ビーフシチュー
飯田天哉(いいだてんや)は、規律やルールを大切にする超優等生タイプのキャラクターです。クラストップを争う学業成績であり、戦闘力や実技試験の点数も高く、1年A組のクラス委員長を務めるなど、有能な人物として評価されています。
一方で細かい融通や人の機微に疎いことがあるためちょっとした勘違いやズレに気づきにくく、行動力や責任感が伴って暴走しがちになることも。訓練や実地で壊してしまった時のために大量のスペア眼鏡を自室に置いておくなど、天然で面白い一面もあるようです。
親子三大ヒーローであるヒーロー一家の次男として生まれました。兄の飯田天晴(いいだてんせい)は既にターボヒーロー≪インゲニウム≫として活躍していましたが、ヒーロー殺しであるヴィラン・ステインに襲撃されたことが原因で下半身に麻痺が残ってしまい、ヒーローを引退します。
最も尊敬していた兄の引退にショックを受けますが、ヒーロー名・インゲニウムを継承し、兄のように「規律を重んじ人を導く愛すべきヒーロー」として認められるよう、努力する決意を新たにしました。
それ以降も、飯田家に伝わるチューニング方法を教えてもらうなど、兄の天晴とは良好な関係を築けています。
連載当初の飯田天哉(いいだてんや)は、ヒーローに憧れ、ヒーローになってたくさんの人を助けたいと思う一方、そのためには雄英高校で高い成績を残さねばならないと意義込みすぎる傾向がありました。
やがて、同級生を助けることよりも自分の成績を第一に考えたり、復讐のためだけにステインに戦いを挑んだり、自己中心的な一面があることに気がつきます。
人のために命がけで戦う友人たちを見て、ヒーローになりたいと思ったきっかけは何だったのか、ヒーローに求められる本当の素質は何なのか、改めて見直すことができました。それ以降は、チームワークを重視した作戦立てや戦い方に切り替わっているため、彼なりの成長があったことがうかがえます。
規律を重視して学校生活を過ごす飯田は、その真面目さが裏目に出ることも多くあり、最初は緑谷出久(デク)のことを誤解していました。お互いにあまり良い印象を持っていませんでしたが、試験中にお茶子を助けるデクの姿を見て印象が変わり、2人は打ち解けるようになります。学級委員長を決める際の投票では、飯田自身も立候補したにも関わらずデクに投票してしまうなど、デクを認めていることがわかります。その後デクは飯田に学級委員長の座を譲り、お互いを信頼していることが伺えました。そして体育祭の時は、騎馬戦でチームを組みたいと声をかけてきたデクに対し「君に挑戦してみたい」と拒否した飯田。この対戦では、飯田が轟焦凍たちと組み、デクに勝利します。良き友であり、時にはライバルである2人には、一言では表せない深い絆があるようです。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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